任意売却のメリットやデメリット

任意売却のメリットやデメリット

任意売却のメリットやデメリット 万が一住宅ローンの返済が滞った場合には、その物件はいずれ競売にかけられてしまいます。その前に所有者の任意によって融資を受けた金融機関と合意し、少しでも良い条件で物件を売る方法が任意売却です。任意売却には良い点もあれば注意しなければならない点もあるため、その両方を把握しておく必要があります。
まず第一に任意売却のメリットにあげられることは、競売による強制的な売却よりも、市場価格に近い価格で売却できることです。住宅ローンの滞納を周囲に知られずに売却できるのも一つの魅力と言えるでしょう。また通常では登記料や測量費用等で仲介手数料などがかかりますが、自宅を売却した代金から諸経費を支払うことが認められている為お金の持ち出しもありません。
反対にデメリットにあげられることは、ブラックリストに掲載されることです。こうなると5~7年程度は審査が通らなくなり、比較的大きなローンを組むことができなくなってしまいます。通常の売却と異なり残債があるため、その分は協議の上返済していくことになります。

任意売却にはどんなデメリットがあるのか知りたい

任意売却にはどんなデメリットがあるのか知りたい 任意売却のデメリットには、金融機関など債権者と話し合いをして同意を得なければならないことが挙げられます。任意売却は競売とは異なり市場価格に近い価格で住宅を売却することができます。
しかし、売却するには住宅ローンを利用している金融機関など債権者の同意を得る必要があります。その話し合いが面倒に感じることもあるでしょう。
また、住宅ローンの残債と市場価格に大きな差がある場合には同意してもらえないこともありますので、そういった時には粘り強く交渉することが求められます。競売になってしまうと金融機関でも返済してもらえないリスクがあるので、最終的には任意売却に応じてもらえることが多いです。それから連帯保証人の同意を得なければいけないというデメリットもあります。
夫婦で住宅を所有している場合などは連帯保証人になっていることが多いですが、離婚などで関係性が悪くなると、連絡しても返事がなくてスムーズに話が進まないということもあります。